三種の神器3 道路標識


三種の神器の三番目は「道路標識」です。

さすが国土交通省が認可する道の駅です。天下の公道にいくつも堂々と看板代わりに立っています。と言いたいのですが、見つけられない駅や多分できたばかりで無い駅もあります。こういう時は時間をロスしてあせってしまい、本物のラリー気分を味わうのです。

よくみると、派手なもの、駅名だけの質素なものなど、地域ごと、県別に標識が違っています。豪雪地帯はその対策がしっかり取られていたりします。

単なる道路標識ですが、その地域の特色が出ていて味わいがあり面白いものです。道路標識のために再訪問したこともあります。

ピクトグラムの図柄は基本四種類あります。

青地の左2つのパターンが多いです。白地の右2つは西日本に多い傾向があります。

とくに4番目のパターンは全国で13箇所しかありません。


 北海道

ピクトグラムは青地に白抜きに2行で描かれています。

「P」と「→」は2行分使って大きく描かれています。


 東北

ピクトグラムの下に副題の看板が併記してあります。

「羽鳥湖高原」「尾瀬檜枝岐」は自然景観の調和のため茶色の看板です。


 関東

この地域は統一性がありませんが、ピクトグラムはほぼあります。

「アグリパークゆめすぎと」はユニークな標識です。


 北陸

豪雪地帯なので標識の上に屋根が着いている駅がいくつかあります。

石川県の多くは駅前に標識がなく、途中にあるので探すのが全国一難儀です。


 中部

この地域は全県、とくに岐阜県でピクトグラムのない標識が多いです。


 近畿

統一性のない地域です。「舞鶴港」は魚の看板と一緒になっています。

「たいじ」は全国唯一ピクトグラムが三段に並んでいます。


 中国

広島県の標識にはモミジのピクトグラムが多く見られます。

島根県は東北と逆に副題が上に付いています。


 四国

高知県の「大杉」は全国的にも珍しくピクトグラムが縦に並んでいます。


 九州

この地域は白地の標識が多く、ピクトグラムも数が多く「そよ風パーク」は最高14あります。

沖縄はロゴマークが青と緑の二色になっています。